療養日記

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

17日の日曜日に体調不良となり、20日にPCR検査の陽性判定を経て5日が経過しました。

19日PCR検査
20日検査結果=陽性判定
21日保健所から問診の電話
22日保健所から療養についての判定の電話

1歩1歩、1日ひとつずつ事務的なことが進んでいます。
その一方で私自身の体調は熱も下がり、やや咳き込むことがあるぐらいにまで回復しています。

本来なら保健所からの電話はもっと早く済んでいるんだそうです。
ただ昨今の感染者の急増によって保健所も仕事が回っていないそうです。

結局は、このまま体調悪化がなければ、「発症の日から10日後」に復帰して良いということになりました。
ただし、最後の3日間が発熱などの症状がなければという条件付きです。

これが陽性判定を受けた人のスタンダードなルールなのだそうです。
復帰の際はPCR検査は受けないことを推奨するという話もありました。
復帰に際してはPCR検査でウイルスが体内にないことを証明して復帰したいものですが、得手してPCR検査はウイルスの死骸も反応してしまうということで、この短期間では死骸に反応して陽性判定が出る可能性が高いのだそうです。よって復帰の際のPCR検査はしないことを推奨しているのだそうです。

日本のPCR検査は検査水準が厳しくて死骸をも抽出しているという話は知っていました。
だからこそ偽陽性の人たちが多くホテルに監禁されたり出勤停止になったりしている現実を嘆いたものです。

保健所はそれをよくわかっているということですね。
復帰の際にPCR検査をすれば問題がないのに陽性にしてしまう恐れがあると言っているのですから。

でもそれって、復帰の際だけの話ではないでしょう。
街で行列を作ってPCR検査をしている人たちで陽性が出た人たちも死骸に反応されて軟禁という展開になっている可能性があるということです。

それは放置されている。
それはないことになっている。
欺瞞ですね。

保健所からの電話であるとか、行政ルールやそれらの事務についても、ウイルスが身体の中で暴れてなくなってゆくスピードよりも遅かったりするんですよ。

ルール優先で実態に全く追いついていないという現実。

そりゃウイルスに勝てるわけがありません。
それでも勝っているつもりになっていたりするわけですからこの社会はおめでたいとしか言いようがなくないですか?

そりゃ普通の感性であれば、もうこんなことやめますよ。

いざコロナに罹ったら会社を休むために検査を受けざるを得なくなり、陽性判定をされれば軟禁となり、元気になってもどうでも10日は引きこもることになり、しかしその連絡はすぐには来ずに体調回復の方が先になるとか一体どこの笑えないコメディなのでしょうね。

各国おそらくどれだけ合理的に行政を回しても自然のウイルスには勝てないと判断したのでしょう。

今回の体験はこんな茶番を経験できたことから結果的には後世にこうして書いておきたくなるようなものになりました。

現場で頑張っている人たちには敬意を表しますが、早くこんなルールは撤廃するべきですね。
いい勉強になりました。

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