今週の思っちゃった46

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

日々色々なことがあって、新しい事件があったり関心事が変わったりそれは凄まじいスピードで情報や注目されるものが上書きされ続けています。

安倍氏の銃撃事件で注目されるべき統一教会についてもかつては重大な関心が払われたわけですが、世間的にはもはやかつてのカルトのイメージも知らない人も増えているだろうというほどに“忘れられていた”話になっていたと思います。

人々が新たな事件に右往左往している間に過去の事件は忘れられ関心が払われなくなるんですね。
その一方で当事者たちはとんでもない悲劇が起きていたりする・・・。

その理不尽な流れに悲しい気持ちを抑えられません。
当事者は苦しみ、それでも関心は払われない・・・そんなことは許してはいけないのではないかと思うのです。

その意味で今日この記事が上がっていたことも色々なことを思い起こさせました。
どれだけの人がこの悲劇を覚えているのでしょうか。
若いプロ野球選手がコロナワクチンを接種した後に急逝。
当時はあまりワクチンとの関わりを大きくは報じずに木下選手の死だけが大々的にニュースとなっていました。
ご家族の意向で死因などもはっきりとは公開されていなかったと思います。

それから1年が経とうとしている今、このような形でニュースになっていました。
この記事を読むとちゃんとワクチンとの関わりが書かれています。
そしてご家族もはっきりと死因や詳しいことを球団から聞かされていなかったとも書いてあります。

当時報じられていたことと1年経ってしれっと書かれていることが随分と違っています。

当時は大いにスルーされた重大事がしれっと書かれています。

私には昨年のそれが白状の極みに見えます。
そうやって“大切な命”がスルーされていたなんてことがあるってことでしょうか。

これほど“死”が怖くてこんな大政翼賛体制みたいな世の中が出来上がっているにもかかわらず、都合が悪い“死”にはスルーを決め込むなんてことがあるのだとすれば。

そういう空気には染まりたくないですね。

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