こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
今日(5/6)は田植えでした。
日頃の運動不足が祟って体の動きが鈍くなっていることを痛感しながらこのブログを書いています。
しかし田植えをしながら感じたことは、体力を使う・・・ということではなくて頭を使うなぁということです。
田植え機を使うため基本的には体力を使うというわけではありません。
一方で田植え機を使うことで機械の使い方が難しいというわけではありません。
田植え機も誰でも使いやすいようにシンプルかつわかりやすいように操作できるように作られています。
その工夫に関心もします。
ではどうして頭を使うのか。
機械で苗を受けるという行為は泥だらけの田んぼで行いことです。
なので自由自在に体も機械も動くわけではない。
だからこそ、ちゃんと植え方をあらかじめ考えて動かないと途中で立ち往生してしまうのです。
つまり“段取り”を入念に組んでおかないと作業自体が成り立たないのです。
田植え機はその段取りをちゃんと組み立てるようにできています。
例えば、田植え機を前に進めて途中で引き返すことになった時、綺麗にUターンできるように“足跡”をつけているのです。“足跡”をつけて田植え機を運転できるように器具が引っ付いているんですね。
その“足跡”に沿って運転をすれば効率的にUターンができて且つ真っ直ぐ植えながら進むことができるのです。
その機能を駆使するためにちゃんと“足跡”をつけられるように“正しい”順番で操作をしないといけない。
これに頭を使うのです。
操作自体は難しくはありませんが、操作の順番が重要。
そういうことです。
確か、山の中を進むときも途中で“迷う”ことを前提としてあちこちに目印をつけておくことが重要だったりします。
これも段取りの重要性が際立つ話です。
田んぼのような視界のひらけた平地でもなんとなく作業をしていれば“迷う”ことがあるのです。
だから“目印”をつけておくことが大切。
しかし考えてみればこれは田んぼや山の中だけの話ではないかもしれません。
どんな仕事においても“迷う”ことはあります。
その時に迷って困らないようにあらかじめそれを予想して“足跡”をつけておくことって大切ですね。
そんなことに気付かされた今日の田植えでした。
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