こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
昨日の首相動静を見ると、東北のホテルで総理の1日が終わっていました。
ニュースにもなったように昨日、岸田総理は福島県の式典に出席してその足で岩手県に向かい、ホテル宿泊でした。
いつも18時台や19時台に首相官邸から公邸へ徒歩1分で帰っている1日の終わりとは大きく異なる1日の終わり方に少し戸惑いがありました。
東北のホテルで3月11日を終えたということは今日12日は岩手県から1日が始まったということですね。
するとこんなニュースが上がっていました。
「GoToトラベル」の再会に関する報道です。
このニュースを読むと、東北の観光業者との話で強く要請をされた総理がこのようなことをおっしゃ他とのことですね。
Yhoo!ニュースではこんな感じで見出しが切り取られていました。
GoToトラベル“再開”へとなっていて、あたかも再開への決意を固めたかのような見出しとなっています。
よく記事を読むと、それほど強い決意があるようには見えないのですが・・・。
要は“人の話”をよく聞く岸田総理の面目躍如的な記事なのです。
東北の観光業の人たちが切実にGoToトラベルの再開を総理に要望した。
それを岸田総理がよく話を聞いた。
結果、「再開しないとね」と言った。
こういう話です。
何が言いたいのか言いますと、切実に会社の存亡をかけてさまざまなことを切り詰めながら政府の支援策を望んでいる人はたくさんいるんです。もちろん東北の観光業の方々も大変ですが、コロナ禍では東北に限らず全国の旅館も大変ですし、これは観光業に限ったことでもない。
直接話を聞かないと実態がわからんか?
私がこの記事を読んだときに最初に思ったこと。
東北の観光事業者から話を聞いたら総理に強い影響を与えるかもなぁ。
ということです。
一方で、東京でまた自称専門家から感染者が云々という話を聞いたら即座に方針を転換するかもなぁとも思いました。
誰かの話を目の前で聞かせたら政策判断が簡単に変わるかもしれない・・・。
少なくともそんなイメージが今の総理にはあるということです。
以前に読書日記で紹介した『孤独の宰相』には菅前総理はコロナ前は時間があれば夜は色々な人と会食をしていたそうです。
会う人は誰かが“面白い”と言えば、すぐ会いに行っていたそうです。
別に社長とか大物だけでなく、スタッフが“面白い”と言っていたいち警察官にも普通に食事に行っていたそうです。
そうすることで菅さんは普通の人たちの話を聞いたりして現場の実態を知っていたんだそうです。
それがトップの官僚たちへの指示に指示に活かされていたというのです。
あるとき、菅さんが民間の人から聞いた話とトップ官僚が説明することが大きく違っていたことがあったそうです。
そのとき菅さんは官僚に対し、「もっと国民の話を聞いてこい」と言って激怒し、官僚の意見を一蹴したそうです。
そうやって菅さんは自分で見聞きした見聞を自分の政策に活かしてリーダーシップを発揮していたということなんです。
政策を担当する人間として何か差を感じるんですよね。
水面下で普段から多くの情報を集めて指示を飛ばしていた人と、公式の場でパフォーマンスとして話を数分したことで意見がコロコロ変わる人と。
どちらが本当の意味で“話を聞く”人なのかなぁと、人としての厚みみたいなものが見え隠れする話だった気がします。
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