日常と喪失と

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

本来ならば昨日さらっと書きましたASKAさんのライブの感想を書こうと思っていましたが、それは明日に延期させてください。

今朝はこのツイートから始まりました。
「ああ、横山さんもASKAさんのコンサートを見に来ていたのかぁ・・・ん?どなたの訃報だろう・・・?」
これが今日のはじまりです。
一文字弥太郎さん。
広島のラジオ界では知らない人のいない“名物パーソナリティー”です。
今朝も・・・毎週土曜日の朝は弥太郎さんの番組「週末ナチュラリスト朝ナマ!」が放送されています。
広島の日常に一文字弥太郎さんは長年、“当たり前”の風景として存在していました。

横山さんが触れていた“尊敬する仲間”とは一文字弥太郎さんのことでした。
昨日のASKAさんのライブの真ん中の休憩中にその訃報に触れたということですね・・・。
私はそんなことも知らずに同じ空間で音楽を存分に堪能していました。

この知らせに触れてから自分の心は大きな喪失感に襲われています。

なぜならば、私みたいな庶民でも一文字弥太郎さんというパーソナリティーに触れたことがあったからです。
以前にブログでも触れたことがある、「ひとときの宮島星空旅行」。
私が携わったことがあるイベントですが、3年前、このイベントのPRのためにRCCラジオに電話出演したことがありました。
それが一文字弥太郎さんの「週末ナチュラリスト朝ナマ!」でした。

家から携帯電話でイベントのPRをさせていただきました。
ラジオを聴きながら、「いつラジオ局から電話がかかってくるのだろう」と緊張しながら待っていた記憶が鮮明に残っています。
「ひとときの宮島星空旅行」のPRのために各マスコミに出させていただいたのですが、RCCラジオは「週末ナチュラリスト朝ナマ!」でした。

どこの馬の骨ともわからないイベントを好意的に取り上げていただいてコメントもいただきました。
感激した覚えがあります。

一文字弥太郎さんといえば、広島に住んでいるとどこかでその声やトークを聴いたことがあるのです。
私も学生時代、一体どこで何を聴いていたのかはわからないのですが、弥太郎さんの名前も存在も声も知っていました。
それほど日常に溶け込んでいる存在でいらっしゃったのでしょう。

昨年末も、つまり数ヶ月前ですが、RCCラジオの「チャリティーミュージックソン」で横山雄二アナウンサーと一文字弥太郎さんの共演があったんです。広島を代表するラジオパーソナリティーの共演は胸が熱くなりました。

そこでは「昔は仲が悪かったんだよね」みたいな貴重な話がされていました。
おそらく横山さんのツイートはその時の共演のことを話されているんだと思います。
そうです。私もその時の横山さんと弥太郎さんの会話を聴いていたことになります。
ついこの前のことです。

そんな日常に当たり前のように存在していた人が急にいなくなる。。。

ショックです。
今朝放送された「週末ナチュラリスト朝ナマ!」はその悲しみを取り繕うことなく、隠すこともなく、今のスタッフさんや共演者さんの気持ちがそのまま表現された放送でした。涙無くしては聴くことができません。
弥太郎さんの相棒だった岡佳奈さんの涙ながらの言葉。
放送は“普通に放送できる状態ではない”ということでほぼ音楽が流されました。
時折岡さんたちが読むメールもずっと“涙声”。

人がいなくなることの喪失感。
日常が日常でなくなること。

今日はそのことをずっと考えていました。

それでも時間は流れる。
そして明日は何が起きるかわからない。

だから大切にするしかないですよね。

拙い言葉しか出てきませんが、何度考えてもそういう思いが浮かんできます。

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