廃墟ホテルの行方

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

昨日(1/10)は成人の日でした。
ブログでも触れましたが(「新成人へ」)、今年の新成人は120万人で過去最低だったそうです。
いわゆる人口減少が明確になってきている話です。

人口減少が進むと社会の根幹に大きく支障が出ます。
具体的には社会保障の下支えが脆弱になることをはじめはじめ多岐に渡ります。
「空家問題」も近年クローズアップされていますね。

日本では今後、人が住んでいない空家が続出する。
そのままにしておくと空家の崩壊など地域の危険要因となりうる・・・。
政府や自治体においても対策を講じなければならない問題として捉えられています。

はっぴいえんどではその空家の活用をはじめ、各種相談を地域活性化の経験からアドバイスをしています。
ご遠慮なくご相談いただきたいと思っているのですが、今日はこんな記事を見つけました。
こちらの記事はいわゆる“廃墟ホテル”の解体についての話です。
主人のいなくなったホテル・・・廃墟ホテルはその地域にとっては頭の痛い問題となっています。
筋としては持ち主が解体するなどして更地にすべきなのですが、ホテルを畳むくらいなので解体費用を簡単に出すこともできずそのままになって何年も経過している・・・そんな地域が相当数あります。

廃墟の建物がそのままになっているということは崩壊の危険性などを伴い、その地域にとっては頭が痛い問題です。
かといって、廃墟とはいえ誰かが所有権を持っているものであるし、解体するにしてもお金が必要・・・簡単に他人が手を出せる問題ではないというジレンマがあります。

そんな中、この問題に政府が手を差し伸べると。
解体するための最も頭が痛い問題は何と言っても解体費用です。お金です。
それを上限1億円、50%分を国が補助をするという制度が始まったそうです。

補助金を出す条件として、解体後の空き地の活用策がしっかりとしていることが挙げられています。
単に解体するだけではなく、その後の活用策も大事ということです。
国がお金を出すということは税金の投入ということですから、空き地を社会のために有意義にならないと意味がないということですね。そりゃそうですね。

アイディアを出して、地域活性化につながって経済活性化につながる。
そんなアイディアはこの数年、いわゆる過疎地域で活発に出されています。
観光業や農業などなど若い人たちの知恵と行動力を取り入れながら少しずつかつての過疎地が活性化しているという事例が各地にあります。

私自身も微力ながら携わったこともある分野がこちらです。
このような地域活性化の動きが今回の補助金によってさらに活発になることを期待しています。
このように空家活用法も今後進んでゆくことになるはずです。
ぜひご相談いただければと思います。

はっぴいえんどは広島エリア(広島市・廿日市市・大竹市)で以下のサービスを提供しています。

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