“松坂世代”のひとりとして

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

本来であれば今日(10/20)は水曜日ですので「読書日記」の日ですが、今回は1日延期をさせていただきたいと思います。

昨日(10/19)は野球選手の松坂大輔選手の引退会見と引退登板がありました。
個人的に思い入れのある人物ですので「読書日記」を延期して、松坂選手について書かせていただきたいと思います。
“平成の怪物”と言われた松坂大輔。
そして、この松坂選手と同い年の野球選手たちがどの選手も名選手が多かったこともあって黄金世代と扱われ、“松坂世代”と呼ばれていました。

藤川球児
和田毅
村田修一
杉内俊哉
新垣渚
永川勝浩
などなど

私もこれら“松坂世代”と同い年なのです。
同世代の活躍というのは誰でも刺激を受けるものではないでしょうか。
学生時代から活躍している松坂選手は同世代として嫌でも注目せざるを得ませんでした。

若い頃は同世代の松坂が活躍していることを嬉しく思いながらも、勝手に対抗意識を持ったりして反発心も抱く・・・そんな複雑な感情を持っていた覚えがあります。

それがいつしか、自分も社会へ出て色々と揉まれているうちに松坂選手や同世代の選手に“同志”の心を持つように変化をしていきました。

自分が仕事で忙しくする中でも松坂選手の活躍や藤川球児選手の飛躍などは意識的に注目し、勝手に“並走”している気持ちになっていきます。

そんな“松坂世代”もベテランと言われるようになる。
一方でサラリーマンの私たちはまだまだ30代前半では“若手”。
野球界とのギャップに何かしらの感慨を持っていた時期もあります。

そして最近は同世代の選手たちがどんどん“引退”をしてゆく・・。
自分は責任あるポジションを任されるようになる。

立派に選手生活を全うしてゆく同世代。
寂しさを抱くこの数年。

勝手に並走していた同世代たちをひたすらに代表してたのは松坂大輔でした。

松坂選手が大リーグでの活躍から怪我をし、長いリハビリを経て復活した時は胸が熱くなりました。

そして、今日。
引退試合での投球は“平成の怪物”の最後として色々と思うことがありました。


私には“生き様”を見せてくれた松坂選手がとてもかっこよく見えました心からお疲れ様でしたと言いたいです。
私よりひと足早く“引退”を経験して、人間的にまた先に進んでゆく松坂さんだなぁと思います。

同世代の端くれとして、勝手に指針にしていた松坂選手。
今度はどんな新しいステージに進んでゆくのか。
これほど自分の世代を背負って象徴となってくれた“大物”はいません。
これからも松坂さんの活躍を見て、勝手に自分を擬えてゆくでしょう。

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