縁が帰ってくる

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

人の縁とは不思議なものだなぁと思うことが増えた今日この頃です。
仕事をしていても“縁”にまつわる不思議な話を話を聞くことが増えてきました。
自分自身も肌でそれを感じて色々と考えさせられています。

法事の場面でよくお坊さんが“ご縁の大切さ”“ご縁の不思議さ”を話をしていたことを思い出します。
そのころはお坊さんの話に対して“そんなものなのかな”とピンとくることはありませんでした。
若い頃の縁とは直線的なものだったからでしょう。
例えば、学生時代は学生時代の縁、職場の縁は職場の縁とその時代その時代で生まれるもので常に“生まれる”ものだという認識でした。つまり職場が変わったりなど環境が変わればその縁は遠のいたり、縁そのものが切れるなど・・・それが当たり前でした。

それが歳をとると、かつての“縁”が突如として帰ってくるなんてことが起きます。
もう10年以上も会っていない、連絡をとっていない人から突然連絡が来るなんてことがあって驚かされるみたいなことです。
そんなに昔のご縁に再び巡り合うと、昔の自分にも出会ったみたいな感覚になります。
10年以上前に縁があった人から聞かされる“かつての自分”はまるで浦島太郎みたいに気づき、驚きがいっぱいで恥ずかしくなったり・・・。


昨夜聴いたラジオ番組「Terminal Melody」。
ASKAさんの音楽をゲストやリクエスト、本人が登場するなど様々な角度で深掘りする番組です。
昨夜はゲストがASKAさんとの思い出を語る回でした。
そのゲストは佐藤準さん。
佐藤準さんとはアレンジャーで、光GENJIの『ガラスの十代』やCHAGE and ASKA『モーニングムーン』などの名曲のアレンジをした人として私の中では有名人です。

佐藤さんから語られるASKAさん像が面白い回だったわけですが、一番驚いたのは番組の最後に飛び出た佐藤さんの発言。

「ASKAさんとは2005年からお会いしていないのですが、お元気でしょうか・・・」

2005年以来?
つまり17年ASKAさんと会っていない?

データとしてみればその通りで、佐藤さんとASKAさんは頻繁に仕事をしているわけではなくたまにアレンジをされているという認識が私にもありました。
色々あったにしてもしても17年会っていないという事実に色々と考えさせられました。

17年も会っていなかったらもう縁は途切れていそうなものです。
でもこうしてラジオ番組でASKAさんについて語ってほしいと頼まれればリスナーを楽しませてくれるように充実した話をしてくれる。そしてエールを交わしてくれる。


縁とは突然何かのきっかけで帰ってくることがあるんだなぁと改めて思いました。
「Terminal Melody」という番組があったからこうして縁が帰ってきたわけですよね。
実際、翌日の今日にはASKAさんが番組に呼応する形で佐藤準さんとの思い出をブログで書いていました。

切れたようで切れていない縁というものに対してなんだかすごいなぁと思いました。

自分にもそんな帰ってくるような縁がまだあるのかと思うと、この先がとても楽しみになりました。

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